学習プログラム(年少~年長)
幼児期は、自学自習の習慣をつけ、「学べる頭脳」の基礎を築ける大切な時期です。子どもが勉強好きになるかはこの時期の学習経験によるところが大きいのです。一人一人に合ったステップで「できた!」という体験を繰り返しさせてあげることで、どんどん「学びたい気持ち」を膨らませ、子どもが自ら勉強し始めます。
ここで一点注意してほしいことがあります。幼児にとっては「遊び」も「勉強」も区別がないということです。大人が区別するから幼児が勉強なんて大変だという気持ちが子供に伝わるのです。幼児にとっては、どれもが遊びであり、勉強です。大人が正しい方向を示し、導くことが教育だと私たちは考えています。
運動プログラム
運動カリキュラムでは、「走る」「跳ぶ」「投げる」「蹴る」などの基本的な動きをバランスよく組み入れることによって、「自立に必要な3つの力」の一つである「体の力」を育てます。
運動は、学習と同じように子どもの脳に刺激を与えます。そして、子どもの脳神経は大人の何十倍、何百倍もの勢いで発達し、新たな回路を形成します。この回路は学習や生活で問題に行き当ったときなどの解決の道筋となってくれます。まさに一生の財産になるものです。
プログラムの一例
当教室では鹿児島本部と同様のプログラムを基に、子どもたちの指導を行います。
主に取り入れるプログラムとしては、「かけっこ」「逆立ち歩き」「ブリッジ」「片手側転」「跳び箱」等があります。男の子は基礎体力が整ったタイミングを見計らって「レスリング」のプログラムも取り入れます。
音楽プログラム
幼児期に大切なのは音楽を楽しんでもらうことだと思っています。子どもたちが音楽を好きになることを最優先にして、鹿児島で行っている音楽教育も真似ていこうと思っています。
ピアニカを中心として多くの楽器に触れる機会も増やしていきます。ただし、正しい指の使い方等は教えません。小さな手の子どもたちに正しい指使いを教えようとすると嫌がると考えているからです。あくまでも音楽を楽しむことが優先されるプログラムという点をご理解いただければと思います。